色には人の心理に働きかける効果があります。
それぞれの色が持つ印象効果のことを「色彩感情」
その色が何かと結び付いて連想されることを「色彩象徴」
などといったりします。
受け手に与えるイメージや連想させたいこと、そして心理的作用まで使う色が大きく影響するのです。
赤のイメージ、青イメージ
例えば「赤」 イメージするのは、生命・活動的・情熱的・衝動的・破壊・暴力 、連想するものは、血・太陽・火・りんご・トマト などですね。
心理的作用としては、興奮させる・元気を出すという効果がある反面、闘争心を出したり短気になったりするという一面もあります。
では逆に「青」のイメージとしては、平和・安全・冷静・誠実・清潔・若い・爽やか、連想するものは、空・海・川・水 などなど。
心理的作用は、興奮を抑え、冷静にさせる作用があります。涼しさや爽やかさ、知性や冷静を感じさせてくれる色ですね。
このように、それぞれの色にはメッセージ性がありますから、あなたが受け手に伝えたい印象、紹介したいサービスのイメージをまずメインカラーとして決めましょう。
コカ・コーラなら赤、ボカリスエットなら青です。
ただ単にあなたが好きな色ではなく、受け手に伝えたいことから選ぶ。
これが色選びでもっとも大切なポイントです。